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当社の施工管理業務支援サービス「イクト」を活用した株式会社鴻池組のサービスが全国で外販開始

2024.06.03
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当社の施工管理業務支援サービス「イクト」を活用した、株式会社鴻池組(本社 大阪市中央区 代表取締役社長 渡津弘己)のGNSSを用いた工事車両運行管理システム「IMANANDAI(イマナンダイ)」の外部販売を2024年6月3日より全国で開始します。(※1)(※2)(※3)

  • IMANANDAIとは
    「IMANANDAI」はクラウド、スマートフォン、GNSSを活用した生コンクリートの品質・打設管理および生コンクリート運搬用アジテータトラック(以下、生コン車)の運行・安全を支援するシステムです。
    スマートフォンの位置情報システムを利用し、コンクリート打設時の生コン車やダンプトラックなどの工事車両の位置情報を取得・表示します。 それにより、工事車両の運行状況を関係者がリアルタイムで把握できるようになりました。さらに、関係者間での打設状況の把握やスマートフォンのOCR機能を用いた品質管理データの取得なども可能としています。 これらにより、コンクリート打設時の生産性はもちろん、関係者間でのコミュニケーションの向上を図ることができます。
車両運行状況確認画面
システム利用イメージ

車両運行状況確認画面(※4)
スマートフォン画面(※4)
打設実績画面(※4)
IMANANDAI使用状況(※4)
  • 開発の背景
    2010年以降、鴻池組は市販GPSを用いた車両ロケーションシステムの一部を改良し建設現場で利用していました。ところが、2019年に通信キャリアから当該システムで利用していた通信サービスが停止。そこで、鴻池組は代替システムの開発を検討することになりました。
    建設現場では、コンクリートの品質管理上、生コン車の運行管理がきわめて重要であるため、鴻池組では単なる運行管理に留まらず、打設関係者のコミュニケーションの向上、工事車両が通行するルート周辺の安全性向上・環境配慮にも寄与できる機能があるシステムの開発を目指しました。
    2021年、鴻池組は地図関連のシステム開発に強みのある当社へシステム開発を委託し、「IMANANDAI」のシステム開発がスタート。 当社の「イクト」をクラウドサービス基盤に採用することで開発コストの大幅な削減・開発工期の短縮を実現。その結果、「IMANANDAI」を短期間で開発することができました。
    以降、「IMANANDAI」は鴻池組の建設現場で試行を重ね、現在は数多くの建設現場で利用しています。
     
  • IMANANDAIの導入による成果例
    ・打設後のデータ整理などの残業時間が短縮されたことで、15 %の労務費削減。
    ・作業時間短縮により、事務所作業時間が40%短縮。

お問い合わせはクラウドビジネス事業部 営業部まで

(※1)「IMANANDAI」は、株式会社鴻池組の登録商標です。
(※2)「IMANANDAI」は、国土交通省が提供するNETIS(新技術情報提供システム)に登録済みです。登録番号:CB-230030-A
(※3)販売は、株式会社レックス(本社 兵庫県西宮市 代表取締役社長 加藤 信幸)が行います。
(※4)出典:株式会社鴻池組


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