Mapletテンプレート
地図ソリューションのMaplet
Mapletテンプレート
Mapletテンプレートの特徴
ご使用のアプリケーションに、地図ソリューションを簡単に組み込める!
「社内に蓄積された情報を、地図上に表示して管理や分析ができたら楽で便利なんだけど、開発費や地図データなどのコストが心配。効果があるか分からないし・・」と導入をあきらめていませんか?

- 社内のセールスデータを地図上に表示して、管理や分析をしたい。
- シンプルな地図表現や分析機能を、組み込みたい。
- コストは少なく、しかも開発は簡単にしたい。
- 目的に沿ったカスタマイズを、柔軟にできるとうれしい。
そんなご要望に、Mapletテンプレートは、お応えします!
Mapletテンプレートは、GISのプロフェッショナルが、よく使用されるGIS機能を選りすぐり、雛形として用意したテンプレート・ミドルウェアです。お客様のデータをどのように表示するかを定義して、非常にシンプルなAPI(例えば、”グラフ分布を地図に描きなさい”)を呼び出すだけで、お手元のアプリケーションに、コストをかけず、簡単に、グラフ表示などの地図機能を組み込むことができます。
さらに、「使いこなせないような高度なGIS機能は必要ないけど、業務ごとの特化した専用機能は必要だし、分析も柔軟に試してみたい。」という場合でも、利用目的に沿ったカスタマイズや機能拡張が可能ですので、機能やコストが無駄になりにくい地図ソリューションを導入できます。
業務でのニーズに合わせた地図システムの構築には、ぜひ一度、Mapletテンプレートをご検討ください。

地図のことをよく知らなくても、簡単に組み込めます
Mapletテンプレートには、地図、住所、道路データ、地図定義機能(XML)、地図表示、操作APIなどが事前に用意されています。Mapletテンプレートと社内に蓄積された業務データを組み合わせることで、それらのデータを容易に地図上に表現することができます。
例えば、お手持ちの顧客セールスデータを活かして、グラフやランク階級などを簡単に可視化できるので、すぐに簡易的なエリアマーケティングツールとしてご使用いただけます。


実際の業務に合わせて、柔軟に、かつ、細やかに機能をカスタマイズして頂くことができます。
主な機能とAPI
Mapletテンプレートのメニュー


これらのメニューの機能が標準で利用できます。
地図表示・操作API

リアルタイムスクロール・拡縮/縮尺指定/全体表示/暗色表示 などの操作ができます。
ユーザ地図定義機能

ランクやグラフ表示の閾値設定も可能です。
ユーザ地図描画API

アイコン/ポリライン/ポリゴンの表現が可能です。
ユーザ地図検索API

ルート検索API

アドレスマッチング(ジオコーディング)API

マッチングできなかったデータに対しては、地図上で位置を指定することで座標を付与できます。
グラフ表示API

集計範囲は、市区町村、大字、字丁目、ユーザ指定エリアの4種類から選択できます。
住所検索API

印刷API

ヘッダー/フッターの文字情報、方位、凡例の設定が可能です。
図形編集API

システム構成

動作環境
MapletテンプレートOSWindows XP(SP3以上)
Windows Vista
Windows 10
Windows Server 2003
Windows Server 2008
Windows Server 2008 R2開発環境Microsoft Visual Studio 2005以降
(.NET Framework 2.0)データベースエンジンSQL Anywhere 11(同梱)
導入事例
ハザードマップのオプションで製品の付加価値が向上
システム名 | 要援護者支援システム |
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業種 | 福祉サービス |
福祉、介護、医療をトータルに支援するソフトウェアを開発し、高齢化する日本を支えるC社。お年寄りなど要援護者をサポートするためのアプリケーションソフトに、マップ表示機能を組み込みました。
その結果、災害に備えたハザードマップを表示することができるようになり、地域の安全を促進するソリューションとして多くの自治体で活躍しています。
導入前の課題
この企業が開発したソフトウェアは、自治体に登録されている要援護者の情報を、地域防災組織や民生委員が閲覧できるシステム。多くの自治体で運用され地域社会を支えています。
開発当初、このシステムは台帳情報のテキストベースで構成されていました。しかし、日本列島で相次ぐ災害を受け、自治体からはハザードマップ機能の要望が日増しに強くなっていました。
導入後の効果
要望を受け、この企業では、システムのオプションとしてマップ機能を付加することを企画。既に稼動しているアプリケーションへの組み込みが容易なMapletテンプレートを採用しました。
機能の追加後は、ハザードマップとしてのインターフェイスを備え、情報が”見える化”されるため、製品の付加価値が向上。利用者である地域コミュニティのメンバーにとっては、危険地域、要援護者の情報、避難経路などを地図ベースで共有しやすく、地域社会の安心や安全を推進するソリューションとして役立っています。